アメリカのアパート事情

日本ではアパート探しをする場合、不動産屋を訪れます。しかしアメリカの不動産屋は基本的にアパートといった賃貸物件を扱っていません。依頼しても空き室のある物件のリストを渡されるだけです。一般的に物件の情報は、無料冊子や地元の新聞、インターネットに掲載されています。

入居が決定してアパートのオーナーと契約をすると、初めに家賃1ヶ月に相当する手数料を支払います。最低契約期間が半年~1年のものが多いです。入居してから治安に不安を覚えたり、もっと良い条件の物件を見つけたりして、契約途中で引越しすると大きな負担がかかります。高額な解約金や残りの家賃を払う必要があるためです。

土地勘のないアメリカでのアパート探しは、情報収集が大切です。アメリカで最近流行っているのが、大手不動産会社が郊外の土地を開拓して建てた巨大アパートです。ダウンタウンからおよど16km以上離れた広大な土地で、数百部屋を収容できます。管理者には事務員や技術者が数名クラブハウスにいます。

プールやジム、スパなどの設備が充実しており、部屋にも洗濯機や電子レンジが備え付けられています。管理を企業が行い経営リスクの計算も十分なので、きちんとした就職先がある人は契約しやすいです。規約がシステマチックになっているため、契約の際にトラブルが起こりにくいです。アメリカでは子どもが生まれるとすぐに子ども部屋を与えるので、家族で入居する場合はベッドルームが2ヶ所以上あるのが一般的です。

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