
アパートの礼金は、最初に一度だけ支払う費用です。ですから、あまり気にしなくて良いと考える人も多いのではないでしょうか。しかし、お金が出て行くことには違いはありませんから、きちんと考えておくことは必要です。例えば、家賃が12万円のアパートを想定してみましょう。
ここで礼金が家賃の2ヶ月分だとします。そこに何年間住むのかは分かりませんが、それほど長く住むひつようのない人なら、2年くらいが多いのではないでしょうか。2年とした場合にはどれくらいの負担があるかというと、礼金の金額は24万円になりますから、2年という期間を考えると、1ヶ月あたりで1万円の出費に相当します。それを考えれば、かなり大きな金額であることがわかるでしょう。
家賃が13万円で礼金なしのアパートに住んでいるのと同じです。長く住んでいれば割合も低くなっていきますから、それは良いのですが、このように負担が大きいということは考え方として知っておくべきでしょう。礼金が高いと思った時には交渉する価値はあります。オーナーとしては、一時的に得られる収入よりも、毎月得られる収入が安定している方を好みますから、家賃交渉をするよりも礼金を交渉したほうが交渉が成立しやすい傾向がります。
例えば、礼金を半額にしてほしいというように交渉をすれば、意外と交渉に応じてくれるものです。初期費用があまりない人なら、このようにして交渉をすることで抑えることができます。
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